自己評価公表


学校法人 北海道ルーテル学園
小樽オリーブ幼稚園
2016年度自己評価公表シート
本幼稚園の保育方針
 本園はキリスト教の信仰に立って、神を畏れ、隣人を愛して、思いやりのある子ども、健康な子ども、自主性のある子どもを育てることを目標とする。
 園児一人ひとりに対して、神と人とに愛されるものとして、成長し、心豊かな人間性を持つよう育成することを目指す。

1、本年度達成することが必要と思われる評価項目と取り組み
 1)本園の特色を生かした保育を実践する
 2)園の施設、設備遊具などの安全点検と改善すべきことの確認
 3)子育て支援の継続と家族との連携を密にする
 4)これまで為されてきた地域との交流を継続し、可能性を広げる
 5)園内研修を継続的にする
 6)認定こども園に移行するに当たって必要なことを整える

2、本年取り組むことが必要な評価項目と実施に向けて
 1)本園の特色を生かした保育を実践する
a)本園の特色を出来るだけ多くの機会を得て保護者に伝え、理解を広げ、共に子どもの育ちを保護者と共に支える。
b)特色を生かす園内職員研修をする。また保護者の理解を広めるために保護者懇談、参観日、行事などの機会を利用して伝えていく。
 2)園の施設、設備遊具などの安全点検と改善すべきことの確認
a) 毎日外の遊具の点検をし、補修の必要を認めた場合には即座に修繕する。遊具による怪我が無いように注意する。雪の事故が無いように必要に応じて対応する。
  b)園内の遊具などを点検し、補修の必要を認めた場合には修繕する。
    必要に応じて取り替える。
 3)子育て支援の継続と家族との連携
  a)子育て支援として在園児の子育てに関する親の相談を受ける
    特に子育てに困難を抱えている親がいることを察知し、相談を受けて対応していく。
b) 未就園の子を持つ「親と未就園の子たちの」交流の場を提供し、交流をするために必要と思われるプログラムを実施する。
c)必要に応じて未就園の子の親の子育てなどについて相談に乗るようにする
 4)これまで為されてきた地域との交流を継続する
a)高等学校などで実施している交流事業に協力参加する     特にインターンシップなど高校から要望がある場合には受け入れる。
  b)小学校との話し合いを持ち、幼稚園と小学校への移行を潤滑にするための話し合いと、可能な場合は教諭間、児童生徒間の交流を図ってきているのでこれを毎年継続するようにしていく。保育園にも声をかけ、共に小学校との連携を図る。
5)園内研修を継続的にする
a) 園の基本方針と特色を確認しつつ、保育の場で生かしていくために毎月一度の園内研修を継続的に行い、教諭も一部担当して互いの研修を深める。また、保護者への理解を広めることについての内容も含めていく。
b)それぞれが受けた研修を互いに発表し、分かち合うことで研修の幅を広げる。
6)子どもの育ちに有用と考えられることを取り入れる
a) 継続的に「わらべうた」を用いて子どもたちの育ちをはかっているので、更に学びつつ実践していく。
b)日常活動、あそびの中にわらべうたを取り入れ、積極的に活用することで、子どもの発育に深くかかわっていく。
3、学校評価の具体的な取り組みについて
 1、−1)本園の基本と特色を保護者に伝えるために、職員での園内研修を活用し、話し合いのときを持つ。
 1、−2))教諭職員全員で遊具の安全性を確認し、補修などの必要を発見し、対処する。
 1、−3)毎月一度次の月に実施する内容について協議し、計画を立案する。
子育て支援の必要性と実際の取り組みについての学びを増やす。
      保護者が子どもと共に園に来ているところで、相談に乗る
保護者が困っていることを把握し、適切に対応する。
      未就園の子どもと保護者の集まりを継続的に行えるよう計画を立て実践する。
 1、−4)小学校と連絡を取り、話し合いの時間を取る
      小学校あるいは幼稚園で交流の出来ることを探って可能なことを実施する。
      小学校に園だよりを届ける。小学校のたよりをもらう。
小学校入学時に幼稚園で作成している指導要録を各小学校に送付する。
      必要に応じて小学校担当者との面談をする。
 1、−5)毎月一度園内研修をする時間を確保し、担当も複数にする
 1、−6)「わらべうた」を色々な場面で取り入れ、子どもたちが自然にあそべるように環境を整える。

4、項目の自己評価
1、−1) a)本園の基本と特色に対する理解を深め、保護者との懇談、参観日、行事の機会などに可能な限り伝えるようにした。
       b)保護者が行事などで来園した機会に園の取り組みや子どもの様子などについて伝えるようにした。写真を多く撮り、保護者が日常の様子を知り得るようにした。
 1、−2) a)定期的に園外の設備、遊具の安全を点検し、不具合を見つけた場合にはただちに修理するなどの対応をした。
       b)園内の設備についても定期的に点検し、補修の必要を認めた場合には修繕した。
 1、−3) a)在園児の保護者からの声に耳を傾け、必要に応じて相談に乗るように努めた。
         子育てに迷いなどがある場合に、必要に応じて相談に乗った。
         教諭からも声をかけ、話しをしやすくした。
         保護者同士で互いに相談し合っている。保護者同士で話しやすい雰囲気を作るように努めた。
       b)子育て支援としての園解放事業を継続した。参加している保護者が相談したい場合には担当者に相談していた。
         子どもたちがあそんでいる間に、自然な形で相談に乗った。
 1、−4) a)小樽工業高校のインターンシップは今年度は無かった。
       c)入船小学校、最上小学校、奥沢小学校、花園小学校と「たより」の交換を実施した。
       d)小学校の校長、教頭1,2年生の担任、保育園の保育士を含めて話し合いのときを持った。
      e)小学校の学芸会に招待してもらい、年長が見に行った。
       小学校の2年生の生活科事業の中に招待してもらい、年長が参加し、園児も一緒にゲームをして遊んだ。
      1、−5) a)園内研修はキリスト教保育誌からの学びを中心に、実際の保育の様子を振り返りつつ研修を重ねることができた。
       それぞれが受けた別の研修の内容をシェアーした。
 1、−6) a)子どもの育ちに有用と考えられることの一つとして「わらべうた」を学び 保育の中に取り入れ、子どもたちが自然に遊ぶ姿が見られた。
       普段のあそびの中で自然とわらべうたあそびが始まるようにした。
        講習は1回実施したのみであった。
5、今後の課題
 1、−1)園の基本理念などは保護者に理解されているものと思われるが、更に機会を得て伝えていくようにする必要がある。
      基本を根気強く継続的に伝えていく。
      園の取りくみ、特徴について伝えるとともに保護者にも取り組んでもらえるように関わる必要がある。忙しくなった保護者への対応を考える必要がある。
      積極的に協力してくださる保護者に支えられている。
      働いている保護者にどう伝えていくのかも考える。
      働いている保護者にも色々な機会を通して園の方針などについて伝えていく必要がある。
      園から伝えていると思っていることがどのように伝わっているかを確認し、聞いたことをどのように理解するかを考えていく必要がある。
1、−2)ベランダのすのこも確認する。
      雪が積もったときの木のすべり台に出来る隙間に板を立てて穴が出来ないようにする。高くなった雪の上には行かないように注意する。
 1、−3)子育て支援については今後も必要に応じた対応をする。
      子育てに悩んだり迷ったりしている親からの相談を根気強く聞くようにする。
      未就園の子どもを持つ保護者の話しを聞くときを多く持つ必要がある。
      子どものあそびをみながら、親との話しをする機会をとらえるようにする。
 1、−4)小学校との連絡を今後も共同で取り組むことが出来るようにする。
    b 卒園児の保護者との連携もしていく。特に就学時に園からの情報を小学校にも伝え、連携していく。
      園のたより、学校のたよりの交換を継続する。一校だけではなく、他の小学校との話し合いを持ち、連携の可能性を広げる。
    b 卒園児の保護者とのつながりも継続していく。
c 小学校入学に向けて橋渡しをスムーズにするための取り組みはかなり出来てきていると見受けられる。
 1、−5)毎月一度の研修を継続していく。研修の内容についても幅を広げていく。
 1、−6)当分「わらべうた」の取り組みを重ねて研修を継続的に受ける。
      講習を複数回受けることとする。

トップページに戻る