木村牧師の思い色々


《牧師随想》1044

 激に気温が上がり、園庭に積もっていた雪がドンドン融けて土が出て来たかと思う間もなく、草が生え始め、遠くから見ると、一面薄緑色に見え始めています。

 気が付けば園の玄関横の水仙が花を咲かせており、前側の方でもチューリップの花が咲いているので、驚いています。植物の反応の速さはわたしたちの意識を超えています。

 わたしたち人間が何をしようが、しまいが、植物は自然の法則通りに、毎年その生命の力を発揮し、ドンドン成長して、次の世代へと受け継ぐべきことを進めているのです。

 雪がなくなった地面を良くみますと、何か動くものが見えてきます。虫が動き始めているので、小さな虫がどのように冬を越したものか、もう活動を開始しているのです。

 そして、小鳥たちが飛んできて、それらの虫を捜して自分たちの餌として食べている姿も見えて来ます。自然の循環はこうして今年も春を迎えていることを実感させられます。

 木の枝も、枯れているように見えていたのですが、よく見れば、もう葉を蓄えた蕾が膨らんでいて、いつでも葉を伸ばせる状態になっていました。

 もう少ししたら、園庭の遊具も覆いを外して、子どもたちが遊べるようにしなければなりません。うっかりしていると時が過ぎてしまいそうです。

 ニュースでは何処かの地域で、もうこいのぼりが一か所に集められてたくさん泳いでいるところが放映されていました。幼稚園のこいのぼりもそろそろ上げるときが来ているようです。

 天気の良いときには、園児たちも園外保育で、近所を散歩したり、公園にでかけて行ってあそんで来たりが始まっているところです。始められた新年度の歩みが神様からの祝福を受けて、豊かなものとなりますように。

 では、また来週。

みなさんに主の祝福がありますように。


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