木村牧師の思い色々


《牧師随想》1097

 う、4月も最期の週となり、今年も早3分の1が終わろうとしています。何という速さでしょうか。雪も融け、草が次第に新緑になり始めています。

 季節の移ろいを見ながら、ときというものの過ぎ去るスピードを実感しています。子どもの頃、時間がゆっくり過ぎていくものと感じていました。

 まだ春にならないのか、まだ緑にならないのか、あれもこれもまだなのかという思いが常にあったように記憶しています。時間を持て余していたようです。

 大人になるに従って、時間の過ぎるのが次第に速くなってくるのを感じていました。それが、今ではまるでジェット機に乗って飛び越えているような感じでいます。

 ところが、この頃は子どもでも時間が早く過ぎていると感じているらしく、わたしが子どもの頃とは随分違うらしいということが最近分かりました。

 小さい子どもが、時間の過ぎるのが速いと言っているのです。もう、一日がアッと言う間に過ぎてしまうと感じている子どもが多いらしいのです。

 時間に対する感覚が以前とは大きく違っているようです。それだけ、現代は子どもも含めて忙しくなっているのかも知れません。

 わたしたちの毎日はとても忙しくて、どんどん過ぎて行く時間の中で過ごしています。そんなわたしたちに、主なる神様は永遠というわたしたちには程遠いところから関りを持ってくださっています。

 それは、今のわたしたちにはとてもゆっくりとした関わりに思えることでもあります。その主なる神様との関りによって、わたしたちは随分助けられ、支えられ、ときには慰められ、希望が与えられていると思います。

 では、また来週。

みなさんに主の祝福がありますように。


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